牡馬三冠クラシック第一弾【皐月賞(G1)2023】
16日、中山競馬場で牡馬クラシック第一弾・皐月賞(G1 芝2000m)が開催されます。今年は2歳G1馬(朝日杯FS・ホープフルS)の覇者が不在で例年にも増して大混戦が予想されます。
混戦模様でも注目したいのはファントムシーフ。新馬戦、野路菊Sと連勝してホープフルSは4着。年明け初戦に共同通信杯(G3)に出走して2番手から抜け出して快勝。この皐月賞でもレースセンスの良さを生かすのか見どころです。
デビューから2戦2勝のソールオリエンス。前走京成杯(G3)で粗削りながら2着に2馬身1/2差をつける勝利。今回と同コース同距離の経験を生かして、このメンバーでも好走が見込めますか。
他では、デビューから3連勝でスプリングS(G2)を制したベラジオオペラ。弥生賞(G2)勝ちのタスティエーラ。未勝利戦から3連勝のフリームファクシ。ホープフルS含む重賞で2着3回のトップナイフなどの有力馬が揃いました。
今回も各種データを用いて馬券で狙える馬を探していきたいと思います。(JRA-VAN NEXT 過去10年 参考)
《 人気別 》
上位人気は悪くはないが少し足りない印象です。絶対的な信頼は置けず5番人気~9番人気の馬たちが良く好走しているのも特徴的です。『人気サイド+中穴』が最も有効な馬券戦術と考えられます。
《 前走距離別 》
前走からの距離延長組が最も好走例が多いのが特徴。特に2月に行われる共同通信杯からの参戦組が5勝を挙げて優秀な成績です。
《 脚質別 》
先行勢と中団待機がほぼ互角な成績で、後方からの直線一気は決まりずらいのも特徴的。最悪でも4コーナーでは9番手にはつけたい。ちなみに4角4番手以内が4勝を挙げ、4角5~7番手が5勝を挙げています。
《 キャリア別 》
キャリア3戦の馬たちが最も好走率が高い。4戦、5戦の馬たちも侮れませんので要注意です。
《 枠番別 》
中~内枠が有利な傾向の多頭数中山芝コース。しかし皐月賞に限り枠順の有利不利が極めて少ない傾向にある。どの枠からも馬券になっており枠順だけの判断は難しい。当日のトラックバイアスで見極めたいところですね。
《 皐月賞2023 》最終決断
(最強競馬ブログランキング紹介文に掲載中 51位 辺り)
〇 ⑭ タスティエーラ
前走初中山コース弥生賞では器用に立ち回った。1コーナーをスムーズに入ればここでも差はないはず。
▲ ⑧ トップナイフ
スタートセンスがいいのでこの成績なのか、今回もスタート良く飛び出して好位で競馬が出来れば上位に食い込むだろう。
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牝馬クラシック第一弾【桜花賞(G1)2023】
9日、阪神競馬場で牝馬クラシック第1弾、桜花賞(G1 芝1600m)が開催されます。良血馬揃いのハイレベルが予想されますが、主役はリバティアイランド。
まず注目は、やはり2歳女王のリバティアイランドですね。昨年の阪神JF(G1)では0.4秒差の強い内容で差し切り勝ち。直行での桜花賞参戦で不安材料はありますが、同じ阪神のマイルで力通りなら間違いなく1冠目はこの馬でしょう。
2戦2勝で重賞シンザン記念(G3)の勝ち馬、ライトクオンタムも能力は高いのではないでしょうか。シンザン記念はレベル的に?が付きますが、差し切ったこの馬自身は素質は充分高いでしょうね。
その他では、連勝で重賞クイーンC(G3)を制したハーパー。同じく連勝中でチューリップ賞(G3)の勝ち馬モズメイメイ。トライアルレースのFレビュー(G2)重賞勝ちのシングザットソング。重賞2着、3着と善戦のドゥアイズなど多彩なメンバーが揃い好レースが期待できそうです。
今回も各種データを用いて馬券で狙える馬を探していきたいと思います。(JRA-VAN NEXT 過去10年 参考)
《 人気別 》
上位人気(1~3番人気)での1,2着決着は5回。4番人気以下の穴馬同士の決着は1回で、人気サイドはそこそこ信頼できる。人気サイドを狙うのなら前走も上位人気で今回桜花賞も上位人気の馬が軸にはお勧めになります。
《 前走距離別 》
今回該当のみ
今回と同じ距離の1600mが圧倒的に好走傾向にあります。それ以外では1400mが3回絡んでいる程度です。
《 前走からの間隔別 》
今回該当のみ
前走チューリップ賞からの中4週、中10週以上の間隔をとった馬で7勝を占めます。トライアルレースを使わない中10週以上の馬たちは全て重賞で3着以内で、あるいは1,2番人気の支持があった。それ以外は割り引いた方が良さそうです。
《 枠番別 》
阪神競馬場が改装された2007年以降、スタートしてから最初のコーナーまで距離が長く、3~4コーナーもゆったりとなり外枠の不利が少なくなった阪神外回り1600m。それでも内枠が有利なのですが、桜花賞に限ってみるとそうでもない。好調な枠は4枠、5枠の中枠勢で次いで7枠が好成績を残しています。
《 桜花賞2023 》最終決断
(最強競馬ブログランキング紹介文に掲載中 60位 辺り)
〇 ⑨ コナコースト
前走チューリップ賞は好内容の2着、ここでも差はない。
▲ ⑤ ハーパー
阪神マイルも経験済みで、勢いならこの馬か。
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春の中距離王を決める【大阪杯(G1)2023】
4月2日、阪神競馬場で古馬の中距離王を決める大阪杯(G1 芝2000m)が開催されます。G1馬が5頭が揃う好メンバーの争いになります。
まず注目したいのがジェラルディーナ。昨年のエリザベス女王杯を制し最優秀古馬牝馬に選出され、有馬記念でも3着と好走しました。ここの中でも上位争いは可能でしょう。
続いて注目は、昨年の2冠牝馬スターズオンアース。全成績『3-3-2-0』と素晴らしい成績。阪神競馬場も経験しており初の古馬相手でも能力は引けを取らない。
G1初制覇に挑むヒシイグアス。7歳になっても衰えるどころか前走の中山記念(G2)でもメンバー中最速の上がりで制覇。昨年のこのレース4着から前進期待できる。
昨年2番人気の支持を受け5着に苦杯のジャックドール。香港C(G1)ではスタートがイマイチでいつもの競馬が出来ず7着と惨敗。もともとスタートが良いので体調さえ戻っていれば好発からの逃げ切りも可能でしょう。
今回も、大阪杯を各種データを用いて馬券で狙える馬を探していきたいと思います。(JRA-VAN NEXT 過去10年 参考 '17年~G1昇格)
《 人気別 》
1,2番人気は3勝ずつでまずまずの好成績。しかし1,2番人気のワンツー決着は1度のみでG1昇格後は1度もない。ちなみにG1昇格後は4番人気以下の伏兵馬が毎年絡んでいます。
《 前走からの間隔別 》
中10週以上の間隔を開けた馬が5勝でトップ。3着内率もトップの30.8%と優秀な数字です。G1昇格後も2勝、2着1回、3着2回。注目はG1昇格後、中2週の金鯱賞(G2)から3勝、2着2回、3着1回とG1昇格後は変動していることに注意が必要です。
今回該当のみ
《 世代別 》
4,5歳馬が大活躍。勝率、連対率は5歳馬が優勢で、3着内率は4歳馬が台頭してきます。馬券の中心はやはり4,5歳馬を中心に狙っていきたい。
今回該当のみ
《 脚質別 》
序列をつけるの難しいですが、好位追走もしくは中団前目のポジションが優勢になります。特にG1昇格後は全て4角9番手以内が馬券対象。勝ち馬に限っては4角5番手以内が勝利しています。
《 枠番別 》
一見好枠に思える1,2枠の成績が極端に悪い。道悪などの偏った内枠有利が無い限り割り引いた方が良さそうです。それ以外ならどこからでも馬券内はありそうだ。
《 大阪杯 2023 》最終決断
(最強競馬ブログランキング紹介文に掲載中 60位 辺り)
〇 ⑦ マテンロウレオ
まだまだ成長途上ですが、混戦で浮上してきそうだ。阪神芝も2勝しており侮れない。
▲ ⑪ スターズオンアース
とにかく馬券内を外していない。初の古馬相手でもこなせる能力は十二分ある。
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電撃の6ハロン戦【高松宮記念(G1) 2023】
26日、中京競馬場で春のスプリント王を決める・高松宮記念(G1 芝1200m)が開催されます。
絶対的な王者不在の今年は混戦模様を呈しています。
そんな中でも注目したいのはナムラクレアでしょうか。昨年の桜花賞以降スプリント路線に専念してスプリント重賞2勝、スプリンターズS(G1)でも0秒2差の5着。初の戴冠もここで仕留めるか。
メイケイエールも黙ってはいない。昨年のスプリンターズS1番人気で14着と大敗後、香港スプリント(G1)に参戦して5着と一息。重賞6勝の実力馬で中京コースも3戦2勝と得意のコースで巻き返すか。
その他では、4連勝で前走重賞・阪急杯(G3)を制したアグリ、昨年の覇者ナランフレグ、オーシャンS(G3)を完勝したヴェントヴォーチェなど、スプリント自慢の力強い馬たちが揃いました。
今回も高松宮記念を、各種データを用いて馬券で狙える馬を探していきたいと思います。(JRA-VAN NEXT 過去10年 参考)
《 人気別 》
上位人気は安定した成績を収めていますが、やや不安定だ。しかも二桁人気馬が過去10年で5頭馬券内に好走しています。1番人気~3番人気の1着、2着の決着は4回で、若干の波乱の要素もあるレースです。
《 前走距離別 》
今回該当のみ
《 前走からの間隔別 》
G1レースだけあってひと叩きした馬の好走が目立ちます。また、中10週以上の間隔、特に香港スプリント(G1)からの好走歴もあり侮れない。しかし間隔を開けてきた馬は、このレースの前にすでにG1勝ちの実績があり、メイケイエールは重賞6勝だがG1を勝っていない。
今回該当のみ
《 世代別 》
若い馬ほど良く走る、という訳でもなさそうです。前走、前々走で好走歴、あるいは上位人気(5番人気以内)の支持を受けた馬の好走が目立ちます。8歳以上は割り引いて7歳までなら近走の状況を加味して判断したいところです。
《 枠番別 》
中京芝1200mは基本、内枠が有利。今年は週末の天気が悪い状況。稍重以上が予想され、外枠でも好走可能になるでしょうか。馬場適性も含めて考えたいところですね。
《高松宮記念 2023 》最終決断
(最強競馬ブログランキング紹介文に掲載中 60位 辺り)
〇 ⑮ ナムラクレア
昨年のスプリンターズSでも僅差の5着。1200mでは大きく崩れていない。
▲ ⑧ ロータスランド
昨年のこのレース2着。渋った馬場を得意にしている。
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皐月賞トライアル【第72回 スプリングS・G2】
19日、中山競馬場で皐月賞(G1)に向けてのステップレース・スプリングS(G2 芝1800m)が開催されます。
注目したいのはセブンマジシャン。新馬戦、1勝クラスを連勝した後ホープフルS(G1)に出走して0.4秒差の6着。前走京成杯(G3)1番人気に支持されて、直線不利を受けながら3着に好走、まともなら突き抜けていたかもしれません。
もう1頭注目はベラジオオペラ。新馬戦(阪神1800m)1勝クラス(東京1800m)と違う場所で上がり3F 33秒台の末脚で差し切っています。中山競馬場がカギになりますが、ここでも好走可能な能力を感じます。
その他では、デイリー杯2歳S(G2)の覇者オールパルフェ、サウジRC(G3)2着のグラニット、芙蓉S(OP)の勝ち馬シーウィザード、新馬戦、1勝クラス連勝中のホウオウビスケッツなど、能力豊かな若駒が揃いました。
今回も各種データを用いて馬券で狙える馬を探していきたいと思います。(JRA-VAN NEXT 過去10年 参考)
《人気別》
過去10年、1番人気は2勝、2着4回、3着2回と3連複の軸として考えるなら非常に高い確率で信頼できる。相手を選ぶなら2番人気~7番人気(7ー6ー7ー40)がお勧めです。基本的に超人気薄の好走率は低いと考えた方が良さそうです。
《前走距離別》
前走1800m組が4勝で若干の優勢になります。しかし前走1600m組が3着内率28.1%でトップの数字です。前走1600mから参戦する馬には注視が必要でしょうね。
今回該当のみ
《前走クラス別》
前走クラス別を見てみると好走率が最も高いのは前走G1組です。しかし最も好走しているのは前走1勝クラスで6勝、2着4回、3着3回。前走1勝クラスを勝ち上がって来た馬には今回も好走する可能性は高そうです。
今回該当のみ
《枠番別》
内枠が有利な中山芝1800mコース。しかし意外にも外枠の好走が目立つ。これは少頭数や道悪が影響しています。今年は16頭立てで行われ当日は晴れ予想ですが、土曜の雨でどこまで回復しているのか、難しいところですね。
《スプリングS》最終決断
(最強競馬ブログランキング紹介文に掲載中 60位 辺り)
〇 ④ ベラジオオペラ
勝負根性は良いものがありますね。初の中山もこなせそう。
▲ ⑩ ホウオウビスケッツ
デビューから2戦、逃げてあの上りはここでも脅威。
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