【天皇賞・秋2022】3歳馬VS古馬 vol.1
30日、東京競馬場で伝統の中距離王決定戦、天皇賞・秋(G1 芝2000m)が開催されます。勢いのある3歳馬VS実績豊かな古馬勢の対立になりそうだ。
3歳馬勢筆頭は、やはりイクイノックスでしょうか。皐月賞、ダービーと連続2着、いずれも大外18番枠からの発走。内容的に最も強い競馬をしていたと言えます。どの枠からも競馬が出来そうで、G1初制覇も十分可能でしょう。
一方のジオグリフは皐月賞で、そのイクイノックスを完封。ダービーでは微妙に距離が影響したのか7着と惨敗。適距離に戻る今回はダービー以上が期待できそうだ。
対する古馬勢筆頭は、昨年のダービー馬シャフリヤール。今年初戦の3月でドバイシーマC(G1)を勝ち、英国プリンスオブウェールズS(G1)4着と海外競馬で大活躍。ムラ駆けな面があるが、帰国後は順調に調教メニューを消化している模様で、万全なら上位争をしてくるでしょう。
勢いの古馬勢ならジャックドールか。前走札幌記念は稀にみるハイレベルのメンバー構成で好位からの競馬で快勝。脚質に幅ができて悲願のG1制覇もすぐそこに来ている。
今回もシリーズで過去10年のデータの傾向を探り、馬券で狙える馬を探していきたいと思います。(JRA-VAN NEXT 参考)
人気別
過去10年では1番人気の信頼度は高い傾向ですね。
連対率80.0% 3着内率90.0%
人気別で気になるのは、勝ち馬は5番人気以内、
30頭中27頭は6番人気以内が馬券対象(3着以内)です。
残りの3頭7番人気以下で馬券対象(3着以内)になった馬
’15年 ステファノス 10番人気 2着
’16年 リアルスティール 7番人気 2着
’17年 レインボーライン 13番人気 3着
この3頭いずれも4歳時でこのレース以前にG1レースを
3着以内に好走していました。
今回出走予定馬で該当する4歳馬
シャフリヤール 日本ダービー 1着、ドバイシーマC1着
ユーバーレーベン オークス1着
この2頭。
穴ならユーバーレーベンがおもしろい!!
次回、前走レース別で傾向を探ってみます。