【菊花賞2022】今年も阪神開催 vol.1
23日昨年に引き続き、阪神競馬場で牡馬三冠最終戦・菊花賞(G1 芝3000m)が開催されます。「強い馬が勝つ」と言われていますが、皐月賞馬ジオグリフは天皇賞・秋へ、日本ダービー馬ドウデュースは凱旋門賞に出走。そして皐月賞、ダービーともに2着のイクイノックスも天皇賞・秋へ向かうこととなった。
いったいどの馬が菊花賞を制するのか、過去10年のデータから傾向を探ってみる。
(JRA-VAN NEXT 参考)
- 人気別
- 出走予定馬
人気別
1番人気が半数の5勝でトップ
3着内率も他を離して70.0%と優秀
ただ半数の5勝は3番人気~7番人気まで出ているところに
付け入るスキはありそうだ。
出走予定馬
ガイアフォース 想定1番人気
デビューは昨年の9月、3番人気で2着だった。勝った馬があのダービー馬ドウデュース。首差で競り負けてその時点では力の差があった感じ。そのあと間隔をあけて今年の3月の未勝利戦を4馬身差で快勝。7月の1勝クラスを7馬身差の圧勝を演じて、続くセントライト記念(G2)でダービー3着馬のアスクビクターモアを直線鋭く伸び頭差抜け出した。一躍菊花賞馬に名乗りをあげた。
アスクビクターモア 想定2番人気
弥生賞(G2)でのちのダービー馬ドウデュースに初黒星を付けたのがこの馬。皐月賞は逃げの形になり直線では切れ味鋭い馬たちに差されて5着。続くダービーでは2番手追走から粘り腰を発揮して3着。バテずに息の長い脚は菊花賞向きなのかもしれませんね。
ジャスティンパレス 想定3番人気
昨年末のホープフルS(G1)で本命を打った馬。2着に負けましたが、直線の伸びは際立った。その後ぶっつけで挑んだ皐月賞は直線で不利もあり9着に負けてしまいましたが、ゴール板を過ぎても伸び足が鋭かったのが印象的。続くダービーでも期待をしましたが直線伸びを欠いて9着に沈んだ。休み明けの前走神戸新聞杯(G2)は好位追走から鋭く伸びて3馬身半差の快勝で、実力のあるところを見せてくれました。
今年の菊花賞はこの中から勝ち馬が出るのか?
出てくる確率は高いだろう。