意外と堅めな決着が多いハンデ重賞【第60回・アルゼンチン共和国杯(G2)】
11月5日(土)東京競馬場では京王杯2歳S(G2 芝1400m)阪神競馬場ではファンタジーS(G3 芝1400m)6日(日)には東京競馬場でアルゼンチン共和国杯(G2 芝2500mハンデ戦)阪神競馬場でみやこS(G3 ダート1800m)がそれぞれ開催されます。
今回は6日(日)に行われるアルゼンチン共和国杯の過去10年の傾向から馬券で狙える馬を探していきたいと思います。(JRA-VAN NEXT 参考)
ハンデ戦ながら意外なほど堅めに決着しがちなこのレース。ここを勝ってG1好走に繋げられる馬は現れるのか?
まずは人気別から見ていきます。
人気別
過去10年で勝ち馬は3番人気以内から9頭。
2着は4番人気以内から7頭、
3着も3番人気以内から7頭。
この通りハンデ戦ながら堅い傾向がみられ、馬券的には
上位陣を信頼しつつ7番人気までを目当てに組み合わせていきたい。
前走レース別
今回該当のみ
前走クラス別
前走G1組、G2組が4勝をマーク。中でもG1組は好走率が高い。
G1組
⑥キラーアビリティ 日本ダービー 6着
G2組ではオールカマー以外は好走例が低いため取捨が必要になります。
G2組
①キングオブドラゴン 京都大賞典 8着
⑤テーオーロイヤル オールカマー 5着
⑨ディアマンミノル 京都大賞典 10着
⑫マイネルファンロン 京都大賞典 14着
⑭アフリカンゴールド 京都大賞典 12着
他では、好走例の高い3勝クラスの各種データもチェックしてみようと思う。
前走3勝クラスの馬たちはなかなかの好成績。しかし、前走3着以内が絶対条件のようだ。
また、前走条件戦だけあって延べ23頭はすべて今走斤量減になっています。その斤量減の幅をチェックすると比較的小さい減量(1.5kg減以内)の馬たちは全て好走を果たしています。
今回前走3勝クラス出走馬
⑦ブレークアップ 前走1着57kg 今回54kg 3㎏減
⑧カントル 前走1着57kg 今回54kg 3㎏減
⑬レインカルナティオ 前走1着56kg 今回54kg 2㎏減
2㎏以上の斤量減でも好走例はありますが今回の出走馬は好走率は下がりますね。
世代別
若い馬ほど馬券に絡んでいます。
特に3歳馬は、2勝していて3着内率100%
今回唯一の3歳馬、⑥キラーアビリティの走りには
注目ですね。
負担重量別
今回該当のみ
負担重量別では
斤量56kgと57.5kgの馬たちが優秀です。
今回トップハンデになる⑤テーオーロイヤルには
良いデータになりますね。
対して斤量56kgは、
⑪ラストドラフト 前走オクトーバーS 2着
⑫マイネルファンロン 前走京都大賞典 14着
の2頭。
過去10年中6頭が勝っている斤量です。
この2頭は侮れません。
【アルゼンチン共和国杯】最終決断
◎ ⑪ ラストドラフト
前走斤量58kgで年齢を感じさせない走りで好走。叩き2走目今回狙える!
〇 ⑤ テーオーロイヤル
今年のダイヤモンドS勝ち馬、天皇賞・春でも3着に好走して、トップハンデの57.5㎏でも勝ち負けできる能力ある。
▲ ⑥ キラーアビリティ
昨年のホープフルS(G1)をレースレコードで勝った馬。地力は古馬相手でも好走するレベルはあるはず。巻き返しに期待。
△ ⑰ ハーツイストワール
東京芝3-5-0-1と得意、勝ち味に遅いが長距離は武豊騎手が魅力だ。
注 ⑫⑱⑩⑧