桜花賞トライアル【第57回フィリーズレビューG2】
12日、阪神競馬場で桜花賞に向けてのトライアルレース・フィリーズレビュー(G2 芝1400m)が開催されます。本番より200m短いレースで、1~3着馬に優先出走権が与えられます。
まず注目したい1頭はブトンドール、函館2歳S(G3)の勝ち馬でファンタジーS(G3)2着。前走阪神JF(G1)では10着と大敗しましたが、距離短縮の今回は巻き返し必至で挑んでくるでしょう。
もう1頭注目はリバーラ。同舞台のファンタジーSを逃げ切って勝っているスピードの持ち主。前走阪神JFはリズムを崩して18着としんがり負けを犯しましたが、3ヶ月休養して体調も戻してくるでしょう。
その他では、エルフィンS3着のシングザットソング、デビューから2連勝のトラベルグなど多彩な牝馬が揃いました。
今回も各種データを用いて馬券で狙える馬を探していきたいと思います。(JRA-VAN NEXT 過去10年 参考)
《人気別》
過去10年では1番人気が1勝2着3回と信頼度は低い。上位人気(1~3番人気)での馬連決着も2度のみで、人気別から見えるのは波乱含みの印象です。
《前走距離別》
前走距離別では今走で距離短縮になる1600m組が好成績です。暮れの阪神JF(G1)からの参戦が最も好走歴があり(1-5-3-17)3着内率は34.6%と高い。軸に選ぶなら前走1600m組が最適になるでしょう。
今回該当のみ
《脚質別》
4角5番手以内が13頭、4角10番手以下が11頭が馬券内になる両極端なレースで序列での判断は非常に難しい。連複の軸にするにはやはり9勝を挙げている差し、追い込馬で先行勢を絡めていくのが理想になるでしょうか。
《枠番別》
枠番別では1枠と3枠の好走例が高い感じで、奇数枠がお勧めになりますか。印象的にはどの枠からも大差は無さそうです。
《第57回 フィリーズレビュー》最終決断
(最強競馬ブログランキング紹介文に掲載中 60位 辺り)
〇 ⑬ ブトンドール
1400mへの距離短縮は間違いなくプラスになるでしょう。調教も問題ない。
▲ ⑫ シングザットソング
デビューから3戦全て上がり最速。距離短縮への対応次第です。
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【弥生賞ディープインパクト記念2023】
3月5日(日)、中山競馬場で皐月賞のトライアルレース、弥生賞ディープインパクト記念(G2 芝2000m)が行われます。
皐月賞と同じコースで行われるこのレース、早くからここを目標に定めていた馬が好成績。そのためしっかりと間隔を取っている馬たちが活躍しています。
まず注目は、ホープフルSでハナ差2着善戦のトップナイフ。果敢に先頭に立ち粘りこんでの好走。勝負根性は他馬を凌ぐ能力で今回も逃げ込みを図るか。
そのトップナイフを京都2歳Sで抑え込んで勝利したグリューネグリーン。前走ホープフルSは11着と大敗しましたが巻き返しを狙うでしょう。
他では若駒S2着のワンダイレクト、同3着のセッション、福島の未勝利戦で10馬身差をつけ逃げ切ったゴッドファーザーなどにも注視しておきたいですね。
今回もこの弥生賞ディープインパクト記念を各種データを用いて馬券で狙える馬を探っていきたいと思います。(JRA-VAN NEXT 過去10年 参考)
《人気別》
1番人気は3勝2着3回3着1回の成績。馬券内を外したのは過去10年で3回のみで一応の信頼は置けるか。2番人気も3着内率70.0%で基本的には人気サイドから入るのが妥当でしょうか。
《前走クラス別》
前走クラスを見てみると朝日杯FS・ホープフルSの両G1組が良く絡んでいます。特に5着以内だった馬たちの好走が目立って活躍。逆に新馬・未勝利戦からは過去10年で1頭しか絡んでいませんので注意が必要でしょうね。
《枠番別》
フルゲート16頭立てになる事がないことから外枠の不利はほとんど見て取れません。むしろ6枠から外は7勝2着7回3着3回と好走しています。
《弥生賞ディープインパクト記念》最終決断
(最強競馬ブログランキング紹介文に掲載中 60位 辺り)
〇 ④ トップナイフ
重賞2着2回の実績からこのメンバーでは力は上位でしょう。
▲ ⑩ グリューネグリーン
前走ホープフルS11着惨敗は不可解ですが、デビュー戦から一貫してM・デムーロ騎手騎乗に好感がもてる。
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伝統の一戦【第97回 中山記念 G2】
26日、中山競馬場で伝統の重賞・中山記念(G2 芝1800m)が開催されます。近年ドバイ、香港、並びに大阪杯(G1)へと向かう実績馬の始動戦としての位置付けが強まっています。
舞台となる中山芝1800mは直線の急坂途中からのスタートの為、前半のペースは速くなりにくい。小回りのコーナーを4度回ることで脚質的に逃げ、先行馬の活躍が目立ちます。
今回もこの中山記念を各種データを用いて、馬券で狙える馬を探していきたいと思います。(JRA-VAN NEXT 過去10年 参考)
《人気別》
過去10年では、勝ち馬9頭が3番人気以内と人気サイドは比較的安定した成績を残しています。馬券の軸の有力候補は2番人気で極端な穴狙いは避けた方がいいでしょう。
《前走距離別》
前走距離別からは今走で距離短縮組の方が分がいい。特に前走2000mからは4勝2着4回3着3回と好走歴があります。前走2000mからの距離短縮組は注視が必要でしょう。
今回該当のみ
《前走からの間隔別》
前走から中10週以上が5勝と、近年では年明け初戦にここをステップに大舞台へと駒を進める馬が参戦しています。叩き台でも能力で勝ち負けできる馬が好走していますね。
今回該当のみ
《世代別》
世代別では4歳馬が好調です。内訳は年明け初戦(中10週以上)が3勝(当日3番人気以内)2着3回(当日6番人気以内)3着4回(当日4番人気以内)と特に好走しています。その他で好走した4歳馬2頭は当日3番人気以内で、共に前走2着と好走しての参戦です。4歳馬は当日の人気で取捨選択したいですね。
《枠番別》
中山芝1800mコースは、スタート直後に急坂が構えて1コーナーまで200m程しかなく外枠は不利なコース形態です。しかしスタート良く飛び出した外枠の馬でもペースは落ち着く傾向にあるので、この中山記念でも外枠の馬は馬券内に好走しています。枠番での狙いは3枠より内目、前に行ける外枠でしょうか。
《中山記念2023》最終決断
(最強競馬ブログランキング紹介文に掲載中 80位 辺り)
〇 ⑤ シュネルマイスター
近走ちぐはぐな競馬が続いていますが、体調さえ整っていればここのレベルでも勝ち負けできるはず。
▲ ⑥ ソーヴァリアント
骨折で10ヶ月休養から復活した前走チャレンジC(G3)はレコードで快勝。今回相手も強いが好走出来る能力はある。
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【第40回 フェブラリーS G1】ダートマイル王決定戦!
19日、東京競馬場で2023年JRA最初のG1フェブラリーS(G1 ダート1600m)が開催されます。混戦模様の今年は東京コース適正を考え、東京ダート重賞好走馬には注意したい。
舞台となる東京ダ1600mは2コーナーからのスタートで芝部分を約150m走ります。更に3コーナーまで約640mありスピードに乗りやすいコースです。
注目したいのはレモンポップ。東京ダート8戦7勝、2着に負けたのが昨年の武蔵野S(G3)のみ。前走根岸S(G3)もギルデットミラー以下を封じて重賞初制覇を達成しました。順調なら最右翼ですね。
そのレモンポップを武蔵野Sで完封したギルデットミラーが直前で引退したことで混戦模様を呈してきました。
今回もフェブラリーSを、各種データを用いて馬券で狙える馬を探していきたいと思います。(JRA-VAN NEXT 過去10年 参考)
〔人気別〕
過去10年1番人気で馬券内を外したのは2頭で、昨年のレッドルゼルと’13年のカレンブラックヒル。2頭ともダート1600m実績がなかった。基本的に人気サイドは信頼しつつ、ダートマイル実績を考慮したい。
〔脚質別〕
過去10年逃げ切り勝ちはインティのみ、息の入りづらいコース形態でもあり、なかなかG1での逃げ切りは難しいようです。基本的には先行馬が有利で4角4番手以内が5勝を挙げています。悪くても10番手以内に付けられる馬を狙いたい。
〔枠番別〕
芝スタートであり、なおかつ内と外では芝を走る距離が異なり外が約30m芝部分が長い。これにより外枠の人気薄が絡むこともしばしば。馬券の狙いどころは7枠、8枠に人気馬がいれば軸に、人気薄ならヒモに添えるのが妥当でしょうか。
〔フェブラリーS〕最終決断
◎ ⑦ レモンポップ
コース適正はこの中では一枚上、1ハロン延長がカギですがメンバー的にやれるはず。
〇 ⑩ テイエムサウスダン
昨年の2着馬、前走より状態は間違いなくUPしている。
▲ ④ドライスタウト
ローテーション的に疑問が残るが、2枠は3勝しており距離ロスなく進められそうだ。
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【第57回 共同通信杯 G3】クラシックを目指す3歳馬の戦い!
12日、東京競馬場でクラシックを前に唯一の東京コース3歳重賞・共同通信杯(G3 芝1800m)が開催されます。今後のクラシックを占う意味で大事な一戦となります。
年明け初戦でこのレースを迎える馬が過去10年で8勝、2着7回、3着6回と好成績を残しています。舞台となる東京芝1800mは公平なコース設定で能力がそのまま反映されやすいコースです。
まず注目したいのがダノンザタイガー。長くいい脚を使える印象で東京コースも2度目。重賞初制覇をここで挙げる可能性は高い。
新馬戦、東京マイル戦を 3 1/2馬身差の圧勝を演じたレイベリンクにも注目したい。2戦目に挑んだ朝日杯FS(G1)を0秒1差の3着に食い込み能力の高さを覗かせました。クラシックに向け賞金を加算したいところでしょう。
その他でも将来性豊かなメンバーが顔を揃えました。
今回もこの共同通信杯を各種データを用いて馬券で狙える馬を探していきたいと思います。(JRA-VAN NEXT 過去10年 参考)
〔人気別〕
過去10年、クラシックを目指す争いにしては1番人気の信頼度は低い。あくまでも目標は先の為、何が何でも1着と言う訳でもなく、叩き台に過ぎないのかもしれません。連対馬はすべて7番人気以内ということも覚えておきたいですね。
〔前走距離別〕
前走距離別では、今走と同距離の芝1800mの好走が目立ちます。勝率、連対率、3着内率でともにトップの数字です。軸には前走1800m組がおすすめです。しかし勝ち星最多の6勝を挙げ、今回距離短縮の前走2000m組は侮れませんので注意が必要です。
今回該当のみ
〔前走からの間隔別〕
冒頭にも述べましたが、年明け初戦をここから始動する馬たちの好走が目立ちます。中10週以上、中7週の好走率が高く、馬券的にもこの辺を検討するのも一つの目安になります。
今回該当のみ
〔脚質別〕
最後の直線529.9mあることで、さすがに逃げ切りは厳しそうです。また、4角10番手以下からの直線一気も難しい。狙いどころはやはり先行・差しとなります。過去10年で4角5番手以内の馬が8勝、2着7回、3着8回と好走。悪くても8番手以内を走れる馬が好走条件です。
〔枠番別〕
ここ最近では内枠よりも外枠の方が好走しているように見えます。しかしスタートして200mも走らないうちに2コーナーを迎えるため、想像しているよりも外枠のロスは大きい。フルゲート16頭になることがないためこの様な勝率になっています。
〔共同通信杯〕最終決断
(最強競馬ブログランキング紹介文に掲載中 60位 辺り)
〇 ① ダノンザタイガー
レベルは低くはなかった東スポ杯2歳S(G3)2着馬。この中でも力は上位と見ます。
▲ ⑥ タスティエーラ
重賞で活躍した馬が多数いる母系。サトノクラウン初年度産駒で未知の魅力いっぱい。
△ ⑧ ファントムシーフ
東京コース初になりますが、前走ホープフルS(G1)4着と好走しています。
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